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カンボジア診療活動奮闘記 その3
2017年12月5日カンボジアでの診療活動二日目は、滞在地のシェムリアップから車で約2時間ほどのSre Noy中学校での診療活動です。
ここには赤坂デンタルセンターという保健指導施設があり、SCHECの活動の初期の頃から歯科診療活動や口腔保険活動が行われているため、来られる患者様の状況もかなり良くなって来ている地域です。
午前中は看護師さんによる手洗いの保健指導と、歯科衛生士さんによる歯ブラシ指導が行われました。
午後からはまた日当たりの良いところを選んで歯科診療活動のスタートです。
日本から持ち込んだ冷却グッズを色々と使いながら、熱中症に気をつけて診療に当たります。
基本的には英語は通じないので、細かいコミュニケーションは帯同して頂いた通訳さんを通してのコミュニケーションになります。
彼ら日本語通訳さんもボランティアの一環で設立された日本語学校の卒業生達です。
彼らの力を借りながら今回は中学生の治療がメインとなりました。
一人転倒して前歯を折ってしまった少年の治療があり、限られた材料と道具で何とか前歯を作りました。
カメラで撮影して本人にも見てもらい、とても喜んでもらうことができました。
活動二日目もかなり暑かったですが、無事に終えることができました。
公衆衛生に関する保健指導の様子
日本語通訳を通してのコミュニケーション
転倒して前歯を折ってしまった少年の治療
無事前歯も治って喜んでくれました