医院ブログBLOG

素材選び

2007年10月14日

床の素材選び
今日はお世話になっている空間デザイナーの大阪のオフィス、tap planning inc へとお邪魔してきました。
今日は医院の床の素材を決定する日でしたが、触った感じ、足で踏んだ感じ、色、光の反射、その他の壁や家具との色の調和などなど、こだわればこだわる程になかなか決まらず、ほんの一時間のつもりが、結局7時間ぐらいデザイナーの下妻さんとアシスタントの岡田さんと、うんうんうなっていました。
途中カタログの写真では分からないので、実物を見ようと大阪の本町界隈の床のタイルのショールームを4件程回りました。
平川タイル、INAX、advan、大阪タイルと回りましたが、その中ですこしずつタイルという物の知識が増えていき、なかなか楽しかったです。
歯のセラミックと同じで、その日の天候や、湿度温度、焼く釜の温度の状態、職人の癖などなどが反映されるので、既製品の様で既製品ではなく、同じロットナンバーの物でも少しずつ色やテクスチャーが異なり、奥の深さを感じました。
散々悩みましたが、手間をかければかける程にいい物に仕上がっていくなと、完成が益々楽しみです。
いつもいつも長時間の打ち合わせにつきあって頂く下妻さんと、岡田さんに感謝感謝です。
考えると、最近の内装の打ち合わせは、週一回ペースで、一回平均12時間ぐらいやっています。こだわればきりがないですが、下妻さんはいつも本物を教えて下さるので、楽しくてつい妥協できなくなってしまします。
最近はそのお陰で、ショールームを回るのが楽しくなってしまい、内装マニアになって来たように思いますが、下妻さんがいつもご紹介くださる方々は、みんな各界の有名な本物の方ばかり。紹介して下さる家具などもずっと昔から愛されている素敵な家具ばかり。
空間デザインや、音響デザイン、カメラや写真、家具、などなど、今まで興味はあったけれどなかなか手をつけれなかった世界がぐっと広がり、自分の価値観がどんどん上がっていくようで楽しいです。

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