自由診療と保険診療について
まず、保険診療とは、患者様がそれぞれに入っておられる健康保険などの医療保険を使い行う診療です。
この健康保険を利用した、いわゆる一般的な保険診療は、国民の全員が「人間らしいその最低限の生活ができるための医療」として定義されており、行われます。
その「最低限の生活ができるための医療」に対しては、健康保険や国の保険で決められた、使用できる道具、薬、治療法、治療時間があり、その定められた中での診療しかできません。
一方で、自由診療は、保険や国の規定に捉われず、
しっかりと時間をかけて丁寧な治療を行う事ができ、高品質な器具や材料を使う事が可能になり、最新の治療テクニックや治療方法を通じて、精度の高い最善の結果を出すことができます。
具体的には、
1)十分な診療時間を確保できます(保険診療の一回の平均診療時間は15分に対し、木下歯科医院は90分~120分)。十分な時間を確保することにより、患者様がご納得頂けるまで、丁寧なカウンセリングやインフォームドコンセントを行うことができます。また、実際の治療においても、時間をかけ丁寧な精度の高い治療を行うことができます。
2)歯の保存治療では、マイクロスコープ治療での精密な虫歯治療や根管治療、歯周病治療が歯の寿命を延ばします。
3)義歯治療では、患者様のご希望により専門の技工士が立ち会い、噛み合わせ、お顔のバランス、見た目の問題などもじっくりと時間をかけて調整します。
4)保険診療と自由診療で、製作する歯科技工士が異なります。
一般歯科治療、義歯治療共に、作製する技工物も自由診療だからこそ高い技術を持った自由診療専門技工士が時間をかけて丁寧にお作りしております。
当院では、患者様のお口の健康を通して、長い目でみた患者様の将来的なお身体の健康を願っており、最善の治療を行うため、自由診療を主体とした当院の診療方針にご理解をいただきたいと思っております。