医院ブログBLOG
圧巻 〜憧れと驚きの中で〜
2011年10月20日以前に注文していた、心待ちにしていた写真集が届きました。
審美歯科を志した当初から、ずっと憧れ、追っかけ続けている歯科技工士の 林 直樹 先生の写真集です。
歯科技工士としての技術はもちろん世界でも認められているスーパースターなのですが、彼が素晴しいのはその表現力です。
歯科の勉強会や、学術書というのは、どうしても硬く難しいイメージや、眠たくなってしまうというイメージが強いと思いますが、彼の講演や、著書は、芸術やエンターテイメント、そして夢を与えてくれるようなワクワクするような、エネルギーに満ちています。
賛否両論あるのでしょうが、あまりに飛び抜け過ぎていて、彼の講演となると、なぜもっと大きな会場にしないのかとクレームが続出するくらい、立ち見でぎっしり詰まっても、会場から溢れてしまうような状態です。
ニコンの公認のカメラマンとしても活躍していることもあり、その写真技術も素晴しく、写真集の中の全ての写真が全く別世界で、一ページ一ページめくる度に鳥肌が立ちます。
ロサンゼルス在住という事もあり、日本での彼の講演は数少ないのですが、帰って来られる度に講演に足を運んでいます。
勝手に憧れて、勝手にメールや、手紙や年賀状を書いたりしていますが、いつもご丁寧にお返事をくださり、御逢いすると暖かく握手をして下さいます。
当院で私が使用しているカメラも、彼の講演後に偶然お会いした大阪のヨドバシカメラで、その場で選んで頂いた物です。
前置きが長くなってしまいましたが、写真集の一部をご紹介致します。
カメラマンとしての写真もとても美しい世界観があり、もちろん歯の写真も美しく、審美歯科を志す歯科医師の私でも、正直どれが人工の歯で、どれが天然の歯か見分けがつきません。
そして、圧巻は、術前の写真です。
治療後の写真だけ見ると、もともと綺麗だった歯をもっと綺麗に治療したのかと思ってしまいますが、スタート時点のダメージはかなり進んでいて、よくこれをここまでコントロールしたなという歯科医師との連携に頭が下がります。
しかもほとんどが遠く離れた海を越えた国外の歯科医師との仕事だという事です。
世界の物差しを感じる度に、日々の自分の課題が山のように見えてきてしまいますが、焦らずコツコツ、そしてしっかりと進化していきたいと思います。
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