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カンボジア診療活動奮戦記 その1

2017年11月28日

2017年11月17日〜23日の一週間、私はカンボジアにてボランティアの歯科診療活動に参加して参りました。
今回参加させて頂いたのは、『NPO法人カンボジアの健康および教育と地域を支援する会(SCHEC)』という団体です。

http://www.schec.org/about/index.html

歯科診療活動、井戸掘り事業、学校校舎建設の三本柱で活動されており、15年間で3000本の井戸、25校の学校を建設されたそうです。
これだけ長期的に継続活動され、そしてこれだけの功績を収めてこられたのは本当に素晴らしい事だと思います。
現地での活動1日目は、その記念すべき25校目の学校の開校記念式典の出席と、3000本目の井戸の完成記念式典への出席でした。
今回の活動拠点は世界遺産アンコールワットのある、シェムリアップという都市の農村地域です。
首都のプノンペンは近年急激な経済成長を遂げているようですが、まだまだ田舎の方の農村地域は電気や水道もなく、雨水が生活用水のため、少しでも公衆衛生向上のためと井戸掘り事業を行なっておられます。
また、ポルポト派軍事政権時代の爪痕で、十分な教育も行き届いていないため、学校建築活動にも力を入れておられます。
開校記念式典では子供達や村の皆様が日本とカンボジアの国旗をふって満面の笑顔で迎えてくださいました。
子供達の笑顔は万国共通で、彼らの未来が少しでも明るくなってくれればと胸が熱くなりました。
文房具を子供達に配らせて頂き、井戸掘り体験もさせて頂き、貴重な第一日目となりました。

25校目の学校開校記念式典
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子供達に文房具を配らせて頂く
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3000本目の井戸完成記念式典
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井戸掘り体験
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農村地域はまだまだ道路の整備も不十分な状態
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家も木造の手作りのような家が多い
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このカメに雨水を貯めて生活用水とされている
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