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ケンタッキー

2008年2月25日

いつも変わらぬ美味しさで、ずっとファーストフード業界で発展し続けるケンタッキー。
いつか読んだ本にこんな事が書いてありました。
カーネルサンダースは、約二年間、来る日も来る日も古いおんぼろ車でアメリカ中のレストランを駆け巡り、あの白いスーツを皺だらけにして、自分が考え出したチキンのレシピや、製法をセールスして回ったのです。
なんとその数、1010件。
1010件回ってやっと、一件が契約して下さり、それが瞬く間にその美味しさに広まっていったのです。
つまり、1009件は断られているのです。
その当時彼の年齢は65歳。
もし、1009件目で諦めていたら、今こうしてケンタッキーは世界中で愛されていないのです。
ものすごい事だなって思います。
65歳でその信念と、忍耐力。
いや、若くても出来る事ではない。
あの、ウォルトディズニーも夢の国「ディズニーランド」を作ろうと、銀行に資金提供をお願いしたとき、実に302件もの銀行に頭がおかしいと断られたそうです。
彼らに共通していえる事。
そう、諦めなかったのです。
「諦めなかった奴が天才と呼ばれる」
いつか頂いた言葉を思い出しました。
出来るまで、試行錯誤を繰り返し、繰り返し、アプローチを改善し、そして欲しい結果を手に入れているのです。
今の自分は開業してまだ一ヶ月半だけに、結果を早く求め過ぎて焦る気持ちが強過ぎるように思います。
このケンタッキーの美味しさにまた多くの事を学ばさせて頂いた様に思います。
時々挫けそうになったら、ケンタッキーを食べようかと思います。
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