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おもてなしという言葉の意味について

2017年6月27日

先日ある職人さんとお話をしていた際のこと、「おもてなし」という言葉の意味について教えて頂く機会がありました。
「おもてなしとは、表がないという事。例えば大切なお客様が自宅に泊まりに来てくれるとなれば、部屋を隅々まで掃除し、布団を干し、トイレやお風呂もピカピカに掃除し、美味しいご飯の用意をし、帰りのお土産の用意まで考える。迎えてもらえたお客様からすれば、そのお日様の匂いがするふかふかの布団も、気持ちのいいお風呂やトイレも、美味しいご飯も、もしかしたら気づかないかもしれないし、その用意もどれだけ大変だったかもわからない。でも『その表に出ない相手を思いやる気持ち』が、おもてなしではないかと、そしてそれこそが日本人が昔から持った素晴らしい文化ではないかと思う。だからこそ、目には見えない準備をとことんして仕事に取り組むことこそが、その相手に対する最大のおもてなしではないかと思う。準備で仕事の8割が決まる。」
というお話を頂きました。
まさに日々の我々の仕事もそうだなと共感致しました。
毎朝表の掃き掃除をし、お一人入られるごとにお手洗いを掃除し、毎週月曜日には新しい生花をご用意し、歯医者の恐怖感を軽減するためにアロマの香りや、インテリア、待合室の雑誌のセレクトにこだわり、より良い治療を求めて、全ての器具道具の準備や滅菌消毒をし、週末は勉強会に参加し、、、、、
その全ては「準備」です。
これからも、より良い治療と「おもてなし」を志して、スタッフ一同精進して参ります。

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